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漂石彷徨



再開

久しぶりに出かけて登った。
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# by tagai3 | 2023-01-09 22:07 | Comments(0)

PC

2021年10月9日(土)
約20年ぶりに新しいPCを買った。

# by tagai3 | 2021-10-09 14:17 | 徒然 | Comments(0)

近所

10月末に身内の不幸があり、暮れは実家の片付けに追われた。最近は隣県Y地区の昔見に行った岩場に通っている。「へいぞうぐら」、「かんのんいわ」、「みついし」など、それなりに楽しめる。
# by tagai3 | 2021-01-04 19:01 | Comments(0)

ジョー・ブラウンのこと

ジョー・ブラウンの訃報に接する。2020年4月15日に89歳で亡くなったとのこと。世界第3位の高峰カンチェンジュンガの初登者(1955年5月25日)で、岩登り、特にフリークライミングの分野では、世界で初めてES(5.10)の壁を破った人物のひとりとして一時代を画した。ジェフ・ロウは、著書「アイス・ワールド」の中で、アイスクライミング界に革新をもたらしたヘイミッシュ・マッキネス(1931-)について、スコットランド人たちは彼を「人間国宝」のように考えていると述べているが、英国クライミング界でそれに当たるのがジョー・ブラウンだったのはおそらく間違いない。英国人の自慢は、チベット系ネパール人とニュージーランド人にさらわれてしまったエヴェレスト初登よりも、英国人が登頂したカンチェンジュンガ初登の方だという話をどこかで聞いたが、初登から46年もたった2001年のマンチェスター地方局のラジオ放送でも、記念日の5月25日には特集が組まれていた程なので、実際にそうだったのかもしれない。英国ピーク・ディストリクト国立公園のキャスルトン村にあるペヴェリル城下のビジターセンターには同氏の足型があり、私の靴(24.5cm)よりも随分小さいのが印象的だった。小柄な(5feet-5inchs≒165cm)同氏がクライミングの最初のホールドに手が届かない時はどうするのかと人に尋ねられ、「そこまで登るんだよ」と答えたという逸話にはかなり勇気づけられたものだ。ノッポが多い英国でチビにも太刀打ちできるルートが少なくないのは、同氏や相棒のドン・ウィランス(1933-1985)のお陰ではないかと思ったりした(その点、ニュージーランドは容赦がなかった・・・。)。会田雄次の「アーロン収容所」に「英国軍では将校と兵卒がひと目で見分けられる。何故なら、彼等は人種の相違を思わせる程体格が違うからなのだが、その要因は、当時の英国社会の階級制度に起因しているのではないか」という論考があるのを読んだとき、ブラウンとウィランスのことを思い出して妙に納得させられたこともあった。ブラウンには「The Hard Years」(1967年)という自伝があるが、邦訳は未見。1983年出版の「岳人事典」(東京新聞出版局)で雁部貞夫という人が簡単に紹介しているが、以後の出版不況の状況から判断すると、邦訳は遂に現れなかったものとみられる。上記H・マッキネスが1974年に著した「ロストワールドをめざして 南米ロライマ山登攀記」(長野きみよ訳・1984年・山洋社)には中年期の同氏等の登攀ぶりが活写されていて興味深い。
奇しくも、同氏の亡くなった翌々日から88歳の父が肺炎で2か月余入院(4/17~6/20)し、要介護認定を受けて在宅介護をすることになった。人生に与えられた時間とコロナ禍で一層遠くなってしまった心の故郷。様々な思いが去来する。

# by tagai3 | 2020-06-30 22:44 | クライミング | Comments(0)

雲梯

2020年4月9日(木)
在宅勤務2日目。朝食後に近くのコンビニに新聞を買いに行く。10月のコロラドから帰って以来、諸般の事情から外に登りに行けなくなっていたところに、COVID19の影響でわずかな時間を盗んで通っていた人工壁にも2月末を最後に行けなくなってしまった。40代も半ばを過ぎると、普段のときでも現状維持は容易でなくなる。ブランクが空くと回復は若い頃より遙かに困難になり、元にはなかなか戻らない。そこにこれでは、結果は火を見るより明らかだ。人はこうしてクライミングから離れて行くのだろうか。こんなことを考えながら、太極拳をやる爺さんや犬の散歩のおばさんたちを横目に雲梯で懸垂をした。せめてもの抵抗・・・。
# by tagai3 | 2020-04-09 22:55 | 徒然 | Comments(0)

岩登りについての所感

by tagai3