物を沢山捨てた。大量消費の裏側には必ず廃棄が待っている。ゴミ処理場は廃棄物の山を利用者の目に触れないような仕組みへと変えていたが、現実を直視する機会が失われるのは良いこととはいえないだろう。家電が壊れても、修理する術はない。買い直した方がずっと安くつくからだ。景気の為にもそちらの方が歓迎されている。天然資源の採掘や精製、精錬のコストをトータルで見れば、いわゆる「エコ買い」がエコであるわけはないと思う。豊かな生活、雇用を守るためには国内産業の維持が不可欠で、だから電気は大切なんですよといわれればいわれるほど、脅迫されてるような気になる。電力のハナシとゴミのハナシは似ている。