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漂石彷徨



酸化カルシウム

以前友人に薦められた「人狼」という映画のDVDを見ていたら、就寝が遅くなってしまいました。
1時に眠て、5時に起きます。Sさんと待ち合わせをした西船には、6時頃着きました。
ビレーしていても寒くないところということで、半ば強引に秋川の「障子岩」に行きました。「踊る蒟蒻」が気になっていたからです。
先日の「黒岩聖人岩」の例もあるので、ひょっとしたらものすごく混んでいるのではないかと思っていたのですが、岩場には誰もいませんでした。殆どのルートには苔の上に厚くホコリが積もっていて(部分的には1~2センチ)、いたるところで酸化カルシウムの粉を吹いていました。かなり自然に返りつつあります。また、ボルトの腐食も進んでいるようでした。
ある意味充実したのですが、殆ど開拓のような掃除をして、非常に不安なプロテクションで登りました。人が来ないから、整備されないという悪循環があるのでしょう。岩場の人気を決定するものとは、一体、何なのでしょうか。先日の聖人岩とこの障子岩に何の違いがあるというのでしょうか。

調子は最悪でした。5.10で2回も落ちました。結局、「踊る蒟蒻」を触れませんでした。

1便目 上様(5.10d) (1回目) ×
2便目 同         (2回目) ×
3便目 同         (3回目) R.P
4便目 お局様(5.11c)(1回目) ×
5便目 同         (2回目) R.P
6便目 デルパワーX(5.11a)  O.S
7便目 大御所(5.11b)      ×

こんな日もありますね。全てがちぐはぐで、集中力も欠けていました。
「踊る蒟蒻」は想像以上に美しいラインでした。近いうちにまた行きたいものです。
by tagai3 | 2005-11-19 22:49 | クライミング | Comments(0)
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岩登りについての所感

by tagai3