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漂石彷徨



リーチについて

日本人男性の平均身長は1957年生れが170.0cm,1973年生れが171.8cm,1991年生れが172.0cm。一方、両手を広げたリーチの長さは一般に身長とほぼ同じとされるが、アジア人では身長+5cmが標準的なところらしい。私の身長は167.0cmでリーチは身長-5cmである。平均からの身長差が-5cmで、標準的なリーチ長からの差が-10cm、全体では実に15cmも短いことになる。
井蛙管見ながら、最近のジムの課題は両手を伸ばしきった状態で遠くの大きなホールドに飛び付くムーヴがやたらと多いように感じる。このような課題では、わずかなリーチ差によって課題の難易や成否に大きな差が生じるようだ。「2級」と書いてある課題が登れなかったりするととても惨めな気持ちになるのだが、無理に飛び付いたりすれば一発で肩をやられるのでそこは自制している。
2001年頃から真剣にボルダリングに取り組み出してから、これまで内外で様々な課題に触れてきたが、リーチ差そのものが障害に感じられたことはあまりなかった。身長も才能の内とは言うけれど、私もそれなりに頑張ってきた方なのではないかと思う。
by tagai3 | 2013-03-07 23:19 | クライミング | Comments(0)
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岩登りについての所感

by tagai3