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漂石彷徨



効果の検証

代々木の低酸素室に行く。かなり高価なので随分迷ったが、行って良かったと思う。低酸素下での身体の状態変化や深呼吸による感覚の変化をパルスオキシメーターを使ってSPO2の数値として確認できたのは非常に為になった。数値を見る限りでは過去5回の富士山はどうやら徒労だったようだ。ただ、高所での身体の反応の確認や極めて脆弱だった体力改善の意味はあったと思う。

1回目:5/18(土) 山頂滞在:1:20 3500m≦:2:00 障害:あり(軽い偏頭痛)
2回目:5/26(日) 山頂滞在:0:40 3500m≦:2:00 障害:なし
3回目:6/08(日) 山頂滞在:2:30 3500m≦:4:00 障害:なし
4回目:6/22(土) 山頂滞在:1:40 3500m≦:3:00 障害:あり(軽い偏頭痛・息切れ)
5回目:7/07(日) 山頂滞在:0:30 3500m≦:2:00 障害:あり(偏頭痛・息切れ)

1回目と2回目の間隔:08日
2回目と3回目の間隔:13日
3回目と4回目の間隔:14日
4回目と5回目の間隔:15日

山頂での滞在時間が短く、各山行の間隔が開き過ぎたのが失敗の主な原因だと思う。世界遺産登録後の混雑を考えれば、山開き後の夏の富士山での順化トレーニングはもはや効果的とは言えない。往復の高速代(3500/4540円)、ガソリン代(2000円)に加え、シャトルバス代(1300/1800円)、駐車場代(1000円)の他、入山料(1000円)までかかれば、富士山1回で低酸素室2回分(8000+4000円)とあまり変わらなくなる。移動時間等を考えれば、どちらがいいかは自明のことだろう。
by tagai3 | 2013-07-27 15:34 | クライミング | Comments(0)
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岩登りについての所感

by tagai3