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漂石彷徨



魔の退屈

目標がなくなると時が漫然と流れて行く。

8月22日(土)
大町山岳博物館訪問。図書館を閲覧させてもらう。戦前の徒歩渓流会の会報の実物を見られたのには感動した。秩父宮殿下の鋲靴、堀田弥一の対山館の宿帳、小谷部全助のピッケル、槇有恒のチョッキなど、ここの展示品はいつまでも見飽きることがない。松濤明の手帳は何度見ても泣けてくる。おまけにスバールバル・ライチョウの飼育施設は無料で見られるのだ。大町に住みたいと本気で思う。

8月23日(日)
ロープウェイ西穂高口~西穂高岳往復ハイキング。人の多さに閉口する。西穂独標周辺の混雑具合は危険を感じるほどだった。ほとんどの人がヘルメットを被っていて、被っていないと白い目で見られる。高齢のガイド(?)が高齢の客をタイトロープにつないで歩いている様は滑稽を通り越して慄然とさせられるものがあった。往復約6時間の歩行。霧のため眺望ほとんどなし。

9月20日(日)
裏御岳は湿気が籠ってびしょびしょだったので鳩ノ巣に行く。ようやく河原への降口を見つける。猪木岩は下地が流水になっていて登れるような状態ではなかったが、無理して「袈裟切り」という1級の課題だけ登った。リーチ系で苦手なタイプ。5回もかかってしまった。この日の青梅は最高気温28℃最低気温19℃、湿度はかなり高めだった。

9月21日(月)敬老の日
小河内ダムから水根集落を経て鷹巣山に登り倉戸山に下りた。

9月23日 秋分の日
奥多摩某所。SDから右トラヴァースして右上に抜けるラインに取組む。最後のマントルが返せず敗退。ボルダーの手数を増やすには、持久力ではなく最大筋力を上げねばならない。(7:00-8:30)

10月11日(日)~15日(木) 夏季休暇
四国旅行。12日剣山、13日高知、14日石鎚山、15日大洲、卯之町。

10月19日(月) 有給休暇
御岳①。以前はアップとして登っていた「エゴイスト」が登れなくなっていて、ひどく落胆する。

10月24日(土)
神津牧場と荒船山。艫岩が立派だったので氷の練習をして登りに来たいと思うも、暖冬のため今年はその願いは叶いそうにない(12/27記)。

10月25日(日)
御岳②。7:00-8:30。前日の疲労抜けず、この日も「エゴイスト」登れず。

11月1日(日)
御岳③。6:30-8:30。えらく苦労して「遥」を登る。おそらく10数年ぶり。ムーヴやホールドは完全に忘れていた。往時は確か3回目くらいで登れてしまい、易しいイメージさえあったのだが・・・。自分のリーチでは立った状態でスタートのサイドプルに届かず、デッドポイントで跳び付かなければならない。各ホールドも一見効くように見えず、効く場所を見つけるまでにそれぞれ数回の試登を要した。この日も「エゴイスト」登れず。デッドポイントを止めた後の最後の一手が添えられぬまま、指に穴を開けて撤収。帰宅後、近所の河原を少し走る。

11月21日(土)
大菩薩嶺ハイキング

11月22日(日)
御岳④。7:30-9:00。小雨の中、「エゴイスト」と「遥」を登ることができたのでいくらか満足する。「遥」から「エゴイスト」につなげるラインに取り掛かるが、合流するところの精度悪く敗退。夜、船橋で後輩達と飲む。

11月28日(土)
御岳⑤。7:30-9:30。先客2人。ようやくほぼ完全な精度で「エゴイスト」に合流できるようになってきたが、デッドポイントが止められない。自分のムーヴではどうしても13手必要なので、登れるようになるまでには少々時間がかかるかもしれない。止まらなくなった咳が気掛かり。

12月10日(木)
年末を前に実家の整理のため有給休暇を取得し、作業前に御岳へ。御岳⑥。9:45-11:15。先客1人。「エゴイスト」を登り感覚を確かめた後、つなげにかかるが、最後のデッドポイントを止めた後の2手が続かない。エッジにマーキングして15分余り休憩した後、レスト間隔を短くして3回続けて登り、ようやく最後にマグレのように止まって登ることができた。直ちにマーキングを消して撤収。当然ながら、午後からの作業の方がずっと疲れた。

12月12日(土)
丹沢二ノ塔尾根~三ノ塔ハイキング。

12月19日(土)
裏御岳。

12月23日(水) 天皇誕生日
筑波山ハイキング。

12月26日(土)
隣県某所のボルダー。久し振りに藪をこぐと非常に疲れる。易しそうに見えた庇状のハンドクラックが思いの他悪くて楽しめた。総じて、もう少し下地が良ければいうことはないのだが。
by tagai3 | 2015-12-01 22:49 | 徒然 | Comments(0)
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岩登りについての所感

by tagai3