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漂石彷徨



12月24日(日曜日)
 早起きして御岳に行く。5:40に家を出る。渋滞もなく8:00前には駐車場にいた。トンネルをぬけて、忍者返しの石へと降りると、期待どおり誰もいない。スクワットなどのアップをしてから、早速、「クライマー返し(初段)」にとりつく。ナックルジャムは問題ないが、ガバに寄せるところで手順を誤って落ちる。腕が開ききった後、寄せるムーブは元々苦手なのだが、何故か今日は殊更力が伝えられない。腕力がかなり落ちていることを感じる。その後、2回程のトライで登ることができたが、やはりここのムーブは悪く感じた。登るには登れたけれど、美しくなかったので満足感は今ひとつである。立ちくらみがするし、今日は仕方がないのだろうか。
 8:40頃に忍者返しの石を離れて、デッド・エンドに向かう。途中、橋を掃除している地元の方々に会釈をすると、「落ちて怪我せんようにな。」と声をかけられたので、「ありがとうございます。」と答えておいた。
 9:00頃、デッド・エンドの石着。着いた時には誰もいなかったが、程なく男性と女性がそれぞれ1人ずつ現れ、「勅使河原・・・」と「トラバース」を始めた。私は「勅使河原・・・(初段)」をやるつもりであったが、件のポッケを右手で取るのはとても苦手なので、右手はカチのスローパーから左足を上げて、左手でポッケを取る方法で登ってみる。しかし、この方法では上部はデッド・エンドと同じになってしまって今ひとつすっきりしない。従って、もう1人の方と共に正しい(?)ムーブを試みることにする。足を真下に持ってきて、少し右足で蹴り出すのだが、膝が邪魔をして跳びにくい。そこで、ややキョン気味にインサイドにしてみると、出し手が左側にぶれるので微調整が必要になったが、数度のトライで止めることができた。更に、リップを触ってからも一度落ちたが、左手をやや奥に飛ばすと右手を寄せられて、身体を上げることができた。スポットしてくださった方にお礼を言って、そこを離れたのが11:40頃。八王子で少し道に迷ったものの、首都高に渋滞はなく、14:00前には家に着いていた。こういう行程もなかなか悪くない。
by tagai3 | 2006-12-24 17:40 | クライミング | Comments(0)
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岩登りについての所感

by tagai3