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漂石彷徨



6月19日(土)
相模湖東で高速道路を降りて約1年振りに本谷川流域の石ころを見に行く。空いているだけが取り柄だが、後から2人の若者がやってきた。声でも掛けてくれれば一緒に登れたのだが、我々が触っている間は、離れたところでスラックラインをやっていて、我々が片付け始めると、にわかに岩にブラシをかけ始めた。苔は酷くはなく、私にとっては全く問題なかったのだが。おまけに浮いている訳でもないのにリップにある岩の突起をブラシの柄でガンガン叩いていた。公開されていない岩場では、誰が何を始めるか分らない。まあ、勝手にやるがいい。1年後にはホールドの形状も全く変わっているかも知れないが、私の知ったことではない。非公開の岩場で別のパーティに出会うこと自体稀だが、何本もある流域の沢の中で、あそこの使用頻度が高いということは、付近の沢の流域にもたいした石ころは存在しないということなのだろう。帰路、石老山を見学して帰る。

7月17日(土)
13時頃出発して武蔵五日市に向かったが、夏休み最初の連休の渋滞は容赦なく、目的地に着いた時には16時をまわっていた。河原を見学させてもらうためにお茶屋に入る。古民家を利用した店内は落ち着いた雰囲気でクリーム白玉ぜんざい(680円)はおいしかった。
河原に降りて石を見て回る。橋のたもとでは沢山の人たちがバーベキューやら水浴びやらをしている。流れに半分浸かっている易しそうな岩を運動靴で登ろうとした瞬間、同行者の叫び声と同時に左耳の後ろに激痛が走った。アシナガバチの巣があることに気がつかなかったのだ。場所が場所だけに少し焦ったが、大事には至らなかった。その後、正面の岩の凹角を少し登っただけで、藪蚊に追われるようにして帰った。夏は気を付けなければならない。
by tagai3 | 2010-07-19 13:21 | クライミング | Comments(0)
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岩登りについての所感

by tagai3